一番の違いは漕ぎ方らしいです。

ハワイアンスタイル(カリフォルニアや日本のチームも基本ハワイアンスタイルで漕いでいます)の漕ぐときのフォームで一番意識していることは体を前かがみにして、腹筋と背筋を使い、体をひねりながら漕ぐことです。パドルのブレードはしっかり深くさして腰あたりまで体のひねりを使って漕いでいます。しかも漕ぐときは必ずパワー100%で漕いでいます。この漕ぎ方ではハワイのトップチームでもピッチを上げても68ぐらいです。モロカイのレースではJIM所属のLANIKAI (4位、ハワイチームで1位)はピッチ64~68だったそうです。
タヒチのチームはブログの右側にディスプレイされているHawaiki Nuiのビデオを見ててもわかります

普通のシングル・ベント(シャフトがストレート)のパドルでこのフォームで漕いでいたら手首にも負担がかかるし前でキャッチできないのは確かです。なのでタヒチのチームはダブル・ベント(シャフトが曲がっている)パドルを使っています。ただし、

でも漕ぎ方の違いは分かったがなぜパドルは圧倒的にハワイのチームより大きいのになぜピッチー79-85で60キロ以上の距離を漕げるのか?それはパドルが大きいけどブレードを深くさしていないからです。タヒチのチームはブレードが大きい分ブレードの3/4しか水の中にささないのです。漕ぐときはパワー100%ではなく80%ぐらいでピッチを上げることを意識しています。そのうえ、リリースがハワイのチームに比べると早い分、速いいピッチでこげるそうです。
以上がJim FotiさんによるTahitianとHawaiianのフォームの違いです。ただ覚えとかなきゃいけないのはTahitiのShellやOPTがこの漕ぎ方ができるのは週6、一日6時間練習して体を鍛えているからです。タヒチの漕ぎ方で漕ぐにはすごいスタミナとトレーニングが必要です。なのでほとんどのパドラーたちにはハワイアンの漕ぎ方のほうがおすすめです。(自分もタヒチの漕ぎ方ではこげる自信は全くありません。。。)でもチャレンジャーはチャレンジしてみてください!
Keep Paddling,
Kenny
4 件のコメント:
フムフム~勉強になったよ!結局筋肉の差。。。て事だね。俺もOC-1でチャレンジしてみよう!!
Kenny
茅ケ崎のふぢです。
ブログ始めたんだね?!
おめでとう!!
あの尋常でないピッチは、そういう理由があったんだね!!
貯めになりました。
彼らはSUPでも同じように漕ぐのだろうか?
最終的に日本式が生まれるように突き詰めていってくださいね。
楽しみにしてます。
応援してるからねえ~
ふじさん。お久しぶりです!彼らはSUPでも同じようにこぐんですかね~。SUPはタヒチではそこまで盛んじゃないのでわかりませんが、恐らく速いんでしょうね:)
最終的には世界で戦える日本式の漕ぎ方が生まれるといいですね!
応援ありがとうございます
Kenny
すごい漕ぎだね。とても真似できないな。しかし、そんな彼らは何を食べているんだろう。いい情報をありがとう。
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